明智光秀のプロフィール！生い立ちや経歴は謎だらけだが若い頃は何してた？

2020年3月11日2024年2月9日

皆さんは「明智光秀の生い立ち・経歴・プロフィール」を、ご存知でしょうか？

実は「光秀の生い立ち」については、そのほとんどが謎となっています。

この記事では「光秀の生い立ち」を、可能な限り調査し、わかりやすく、みじかく、カンタンに解説いたしました。

今は「明智光秀」について、漠然としか知らなかったとしても、大丈夫です。

これを読めば、誰かに説明できるほど、「光秀」に詳しくなれます。

この記事を読んで、「明智光秀の生い立ち・プロフィール」の疑問をスッキリと解消していただけたら、これほど嬉しいことはありません。

歴史専門サイト「レキシル」にようこそ。

どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。

この記事を短く言うと

１，明智光秀は、「１５１６年」または「１５２８年」に生まれたと考えられており、出身は「美濃国」の『明智城』と考えられている

２，光秀は「明智光綱」の息子で、叔父「明智光安」に育てられ、叔母「小見の方」の夫「斎藤道三」と、その娘「帰蝶」の夫「織田信長」という、２人の名将に仕えた、と考えられている

３，明智光秀が「山崎の戦い」で敗死した【８年後】、天下は「豊臣秀吉」によって統一され、光秀が亡くなった「３３年後」の【１６１５年】に「豊臣家」滅亡。その後は【１８６８年】の「明治維新」まで、平和な時代が続くこととなる

明智光秀の「プロフィール」と「経歴」

「明智光秀」は、「１５１６年生まれ」または「１５２８年生まれ」。

現在の「岐阜県南部」にあった「美濃国」の「明智城」出身である可能性が、もっとも高いと考えられています。

《明智光秀》
「引用元ウィキペディアより」

主君は、諸説あるものの、美濃国の大名「斎藤道三」。

道三の正室「小見の方」は、光秀の父の妹とされる「小見の方」。

「小見の方」の娘「帰蝶」は、「織田信長」の正室となって、「濃姫」と呼ばれることとなります。

いとこである「帰蝶」の推薦もあり、光秀は「織田信長」に仕えるようになったと言われています。

光秀の「生い立ち」

生い立ちも謎に包まれています。

父親は「明智光綱」と推測され、早くに亡くなった父に代わって、叔父「明智光安」が光秀を育てたと言われています。

その後、光秀は誰に仕えたのかについても、謎が多いようです。

「斎藤道三」に仕えた
将軍「足利義輝」に「室町幕府の臣下」として仕えた
美濃国の守護「土岐氏」に仕えて「斎藤道三」とは敵対していた

などなど。

たとえば、歴史家「小和田哲男」さんは、光秀の生い立ちについて、以下のようにおっしゃっておられます。

「明智光秀は、美濃国の明智城で生まれ、斎藤道三に仕えた。

道三が『長良川の戦い』で、息子の斎藤義龍によって敗死すると、越前国へ逃亡。

そこで寺子屋の先生をした後、越前の大名『朝倉義景』に仕えた。

その後、越前国へ逃げてきた『足利義昭』『細川藤孝』と行動を共にし、【１５６８年】に「織田信長」と出会い、仕えるようになった」

また、明智光秀の末裔「明智憲三郎」さんによれば、光秀は「斎藤道三」に仕えていたのではなく、道三と敵対していた美濃国の守護「土岐氏」に仕えていたとのこと。

その後「細川藤孝」の中間（ちゅうげん）という、足軽よりも下の、いわば「契約社員」として仕えたのだとか。

それ以外にも、別の説によれば「明智光秀」は、「室町幕府」の１３代将軍「足利義輝」に仕えた幕臣だったとも言われています。