【土方歳三】愛刀の値段と現在の展示場を解説!刀を入手した経緯とは

新選組「鬼の副長」こと「土方歳三」の愛刀が、今どこにあるのかご存知でしょうか?

愛刀「兼定」は、当時から最高級品であり、とても値の張る代物だったとか。

現在、東京都日野市の「土方歳三資料館」にあるという名刀「兼定」と、土方歳三について解説させていただきます。


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この記事を短く言うと

  1. 土方歳三の愛刀「和泉守兼定」は、最高級品「之定」ではなく、幕末の「十一代目兼定」
  2. 和泉守兼定は、東京都日野市にある「土方歳三資料館」にて展示されている
  3. 土方の愛刀「兼定」は、会津藩主・松平容保からあたえられた

土方歳三の愛刀・和泉守兼定!驚くべきお値段と特徴とは?

来年で没後150年になる箱館戦争の英雄である土方歳三

《土方歳三》
「引用元ウィキペディアより」

彼の愛刀の名は「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」。

「和泉守兼定」はかなりの高級品だとイメージする方が多いのではないでしょうか。

作家・司馬遼太郎の「燃えよ剣」の影響で、土方歳三が「和泉守兼定」の中でも最上級の「之定(ノサダ)」を使っていたと勘違いされているようです。

しかし、残念なことに彼の刀は、「之定」と呼ばれる「二代目兼定」の手によるものではありません。

「之定」の作り手である「二代目兼定」は室町時代の美濃(岐阜県の一部)の人物で、刀工としてはじめて「守」を拝領したことから、和泉守兼定を名乗りました。

「之定」ではないものの、有名な土方の刀は「十一代目兼定」である古川清右衛門が幕末につくった刀になります。

古川は会津兼定と呼ばれる、会津(福島県)の刀工で、初代の会津兼定は「二代目兼定」の子孫であるともいわれています。

古川は文久3年(1863年)12月、朝廷より和泉守を拝領し、「和泉守兼定」となりました。

ちなみに土方の持っていた「和泉守兼定」は600万円ほどの価値があり、「之定」の方は倍以上の1650万円になるそうです。


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現在、和泉守兼定が展示されている場所は?

「和泉守兼定」は東京都日野市にある「土方歳三資料館」に展示されています。

こちらの資料館では、土方が詠んだ句集の豊玉発句集、土方家家伝薬である石田散薬に関する史料なども閲覧することができます。

土方歳三が、兼定を手に入れた経緯とは?

土方の「和泉守兼定」は、新撰組を支援した京都守護職を務めた、会津藩主「松平容保」から下賜されたものになります。

土方は京都の新撰組屯所時代から、「鳥羽伏見の戦い」や「戊辰戦争」、箱館にある「五稜郭の戦い」へ移る際にも使っていたとされています。


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『土方歳三』について、レビュー(評論)!

土方歳三・・・新選組副長にして、「鬼の副長」という異名をとった人物。

盟友である「近藤勇」を歴史に名を残す大人物とするために、新選組の裏方・実務を受け持った人物。

近藤勇は非常に魅力的な人物で、山南敬助や永倉新八、斎藤一らの剣豪からとても慕われていたようです。

しかし、慕われているだけでは、強い集団にはなれません。強力な組織を作るには、「規律」が必要なのです。

そしてその規律を守らせるには、「犠牲」「生贄」が必要。

帝王学「韓非子」を、もしかしたら土方も読んでいたのかもしれませんが、その韓非子に記されている通りの組織マネジメントを土方は実践。

しかし近藤という強力な求心力を失った「箱館戦争」において、土方は「鬼の副長」から「仏」と称されるほどに優しくなったのだとか。

これは仏の役を務めていた「近藤」がいなくなったために、土方が受け持っていた「鬼」の一面だけでは組織をつなぎとめておけないことを、土方自身よくわかっていたためでしょうね。

鬼と仏、両面を上手に使い分ける実務家「土方歳三」。薬売り出身ということですが、その能力はかなりのものだったと言えるはずです。


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まとめ

本日の記事をまとめますと

  1. 土方歳三の愛刀・「和泉守兼定」は最高級の「之定」ではなく、幕末の「十一代目兼定」の作である。
  2. 「和泉守兼定」の展示場所は日野市の「土方歳三資料館」。
  3. 土方の「和泉守兼定」は、会津藩主・松平容保から下賜された。

以上となります。

本日は「レキシル」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。

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ありがとうございました


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