【征韓論とは】その意味を世界一わかりやすく解説!目的は対ロシア

鎖国を続ける朝鮮半島を開国させる作戦「征韓論」

その「征韓論」とはどんなものなのか・・・これを読めば、世界一簡単にわかりやすく理解できる!

その目的は「対ロシア」・・・・実は、戦争仕掛けたかったわけじゃない?


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この記事を短く言うと

・征韓論とは、「朝鮮半島」に開国を促す政策のこと

・征韓論の目的は、「朝鮮半島」を近代化させ、対ロシアのための緩衝地帯となってもらうこと

・征韓論に敗北した江藤新平たちは、薩長閥を批判して下野。西郷隆盛もまた、大久保利通に後事を託して鹿児島へ戻った


《征韓論とは?世界一分かりやすく解説》

《征韓論》
「引用元ウィキペディアより」

「征韓論」とは何か?

簡単に言ってしまうと、それまで「鎖国」「孤立主義」をとっていた朝鮮国を開国させることを目的とした作戦のこと。


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当時、朝鮮半島は「鎖国主義」をとっており、周辺諸国との国交を断絶していました。日本は江戸時代に朝鮮半島と交流してたため、明治新政府は「江戸幕府が滅び、新しい政権が樹立されたこと」を朝鮮半島へ通知。

国交を希望したものの、朝鮮はそれを拒否。

それに怒った日本政府が、「征韓論」を唱えたのです。

一説には「征韓論」とは、「朝鮮を武力で征服する作戦」であると言われていますが、本当にそうなのでしょうか?

明治維新を成し遂げたばかりの日本に、果たして朝鮮半島へ派兵する力があったのかどうか・・・・。疑問が残るところですが、征韓論の本当の目的は、何だったのでしょうか?


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《征韓論の真の目的とは?》

征韓論・・・・朝鮮半島を支配する政策と勘違いされている場合が多々見受けられますが、その真の目的は、何だったのでしょうか?

その目的は「対ロシア政策」。日本の周辺に存在する最大の脅威は「ロシア」・・・次に「清」でした。しかし「清」は列強諸国に「アヘン戦争」「アロー戦争」で敗北し、日本を侵略する余力がありません。そのため、「ロシア」が最大の脅威だったのです。

「凍らない港」・・・・ロシアは当時世界最強だった「イギリス」に対抗して覇権国となるために、凍らない港を手に入れて南進・・・・つまり「朝鮮半島」への侵略を開始するのではないか?と心配されていました。

対して朝鮮半島では、未だに鎖国政策を行い、近代化を行っていなかったのです。

これは日本にとっては、大問題でした。なぜなら、朝鮮半島がロシアに征服されてしまったら、日本は対馬海峡の目の前に「大国ロシア」の脅威を受けることとなり、不平等条約どころか滅亡の危機に瀕することとなるからです。


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朝鮮半島が近代化をしてくれない、それはつまり朝鮮がいつまでも弱小国であり続けることを意味し、大国ロシアに対抗できません。

国土を守る際の常識として、本土と敵国の間に「緩衝地帯」と呼ばれる「盾」を置くことが、今も昔も当たり前。現在の「中華人民共和国」が、韓国と在韓米軍の脅威を「北朝鮮」という緩衝地帯を盾として使っているように・・・・明治の日本も、ロシアの圧力を「朝鮮半島」という「緩衝地帯」で防ごうとしたのです。今の日本も「韓国」を緩衝地帯にして、「北朝鮮」「中国」という脅威を防ごうとあの手この手を使っていますね。

そのため、「朝鮮半島」に独立・近代化・富国強兵を成し遂げさせ、「ロシアの盾」になってもらうことは、日本にとって死活問題だったのです。

「朝鮮半島を独立・近代化・強国化させて、日本の緩衝地帯として「ロシアの盾」になってもらう」

それが「征韓論」の真の目的だったと考えられます。


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武力制圧ではない?

征韓論は、「朝鮮半島への武力侵攻」と言われていますが、それは違います。

確かに挑戦へ派兵することを主張していた人たちはいました。しかし、現実的に考えてそれは不可能。

理由は単純で、当時の明治新政府には、戦争するお金なんてなかったから。

廃藩置県」が行われる前の日本は、全国3000万石のうち「800万石」しか税収がありませんでした。そのため資金繰りに困り、1年13か月あった「太陰暦」を、一月分の給料を払わずに済むというだけの理由で1年12か月の「太陽暦」に変更したほど。国会議事堂を建設するお金もなかったと言われているほどです。

西郷隆盛は、征韓論を主張はしていたものの、それは「戦争」ではなく、自分を使者として派遣してほしいというもの。副島種臣も、自分が使者として赴くという、軍事行動ではない「征韓論」を主張していました。

大久保利通は、これに大反対。使者として行っても、朝鮮半島の最高権力者「大院君」は、相手にしない・・・下手したら処刑されるだろうと予測したのです。実際「大院君」は

「我が国において、日本人と交流するものは処刑する」

と豪語。

当時の朝鮮半島は、近代化が進んでいなかったものの、「丙寅洋擾」という事件で「フランス軍」を撃破、「シャーマン号事件」で「アメリカ商船」の乗組員を虐殺し、列強に対して自信を深めていたのです。

日本が朝鮮半島を支配下に置いたりしたら、清国は当然ですが、大国ロシアは日本を脅威と判断し、放っておかないでしょう。この30年後の日本ですら「日露戦争」でロシアに本当に「ギリギリ」で勝利しています。ということは、明治維新直後の日本がロシアと戦ったらどういうことになるか、簡単に想像できます。


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《西郷隆盛たちが下野した理由》

この「征韓論」の論争に敗北したことを理由にして、西郷隆盛たち「征韓論賛成派」は、一斉に下野・・・つまり明治新政府の要職を辞職しました。

辞職したのは「西郷隆盛」を筆頭に、江藤新平と副島種臣(佐賀藩)、板垣退助と後藤象二郎(土佐藩)たち・・・。西郷隆盛を除けば、彼らは薩長閥以外の人間です。

江藤新平は特に「薩長閥」による新政府支配を猛烈に批判していた張本人。後に「大久保利通」の罠にはまり、「佐賀の乱」を起こして処刑されます。

清廉潔白な西郷は、明治新政府における「山県有朋」や「井上馨」による「私利私欲」を満たすような執政に反対。「山県」「井上」を批判して、辞任させた「江藤新平」もまた、新政府に愛想をつかしたのです。

明治維新をもう一度・・・・あたらしくつくった明治新政府が、あっという間に腐敗。その絶望は容易に想像できます。

鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇の「建武の新政」と、大失敗だった「建武の新政」を倒した「足利尊氏」のように、「明治新政府を倒してもう一度維新を起こす」・・・そのつもりで江藤新平は下野したのです。


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《『征韓論』について、レビュー(評論)!》

征韓論・・・・確かに「武力をもって朝鮮半島に討ちいる」ことを主張していた人たちもいました。しかし大久保利通はそれに対して、こう反論しています。

「本当に戦争になってしまう可能性がある」

つまり、大久保利通は「本当に戦争になったらえらいことだ」と考えていたということ。そもそもそんなお金がありません。日本国内を開発して、富国強兵を成し遂げなくてはならないのに、その前に外征したらただでさえ借金まみれなのに、さらに財政難となります。

おそらく武力行使として「征韓論」を主張していた人たちは、「ペリー来航」のように、「圧倒的武力で圧力をかければ、戦争することなく朝鮮半島は開国する」と考えていたのでしょう。でも・・それは考えが甘いです。朝鮮は、当時の最強国「イギリス」に次ぐ大国だった「フランス」に何故か勝利してしまい、自信を深めていたのです。日本が圧力をかけたら、問答無用で開戦になり、下手したら日本は列強諸国に植民地とされる隙を作ることとなるでしょう。

今現在の日本は、韓国に対して「嫌韓」と呼ばれるほど関係がよくありません。「国交断絶」なんてこと主張する嫌韓派もいるほどです。


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本当に断行したらどういうことになるでしょう。朝鮮半島の歴史を見ると、中国に従属し、近代になると大国ロシアにすり寄り、日本にすり寄り、とにかく強い国の言いなりです。今の韓国も「中国」「アメリカ」の間を行ったり来たりと、「事大主義(強いやつに従う)」という政策を一貫して守っています。

もし日本が韓国と断行したら、韓国の文在寅大統領は、あっという間に北朝鮮の金正恩にすり寄り、北朝鮮主導の半島統一を実現するはず。

「明治新政府」が恐れた「対馬海峡のすぐ目の前に敵国」という脅威が現実のものとなります。そうなると、日本の「緩衝地帯」だった韓国へ北朝鮮が攻撃した事件「延坪島砲撃事件」や「潜水艦撃沈事件」が、今度は日本を相手に起こってしまう可能性があるということ。

韓国・朝鮮半島・・・・あの国は明治時代よりはるかに昔から、そういう国なのです。しっかりと目を光らせておかないと、日本は国益を損ねかねません。「高麗」が「モンゴル帝国」の手先となって日本を襲ったように、韓国が北朝鮮の手先になって攻撃を仕掛けてきかねません。国交断絶よりも、「つかず離れず」が大事なのかもしれません。

まぁ・・・トランプ大統領も「韓国は信用できねー」と公言しているようですから・・・韓国が本当にアメリカに見捨てられる日も近いかも・・・そうなったら、「つかず離れず」も難しくなるでしょうけどね。


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《まとめ》

本日の記事をまとめますと

・「征韓論」とは、朝鮮半島を開国させ、近代化すること

・「征韓論」は、朝鮮侵略ではなく、あくまでも平和的に朝鮮半島を開国・近代化させること

・そもそも「明治新政府」は金がなくて、朝鮮遠征なんてできなかった

以上となります。

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