【ガトリング砲とは】幕末最強兵器の威力がスゴイ!致命的な欠陥もあった

「アームストロング砲」「甲鉄艦」とならぶ「幕末三大兵器」の1つ「ガトリング砲」が、どれほどスゴイ兵器なのか、ご存知ですか?

幕末の日本に登場した「ガトリング砲」は、1分で200発の弾丸を発射できました。しかしそこには「重くて平野でしか使えない」という弱点もあったのです。

明治にほとんど使われなかった、錆びついた最新兵器「ガトリング砲」の「知られざる真実」を、簡単にご紹介します。


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この記事を短く言うと

  1. ガトリング砲とは、回転式の速射砲。言うなれば「巨大な自動式リボルバー銃」
  2. しかしガトリング砲は、とても重いため、「平野でかたまって突撃してきてくれる敵」にしか効果は薄かった
  3. 長岡藩の名将「河井継之助」が「北越戦争」で使ったことが有名だが、実際には、あまり役に立たなかった

ガトリング砲とは何か?ぐるぐる回るスーパーマシンガン

《ガトリング砲》
「引用元ウィキペディアより」

ガトリング砲とは、「いくつもの銃身(筒)を、手動(クランク)やモーターで回転させ、連続で弾丸を発射する兵器」のことです。

「ガトリング」という人物が開発した代物なので、「ガトリング砲」という名前がつけられました。

人気漫画「るろうに剣心」や、人気ゲーム「バイオハザード」シリーズにも登場する「ガトリング砲」

その特徴は、圧倒的な「連射能力」にありました。

ガトリング砲の威力!毎分200発の圧倒的な連射がスゴイ

幕末の日本に、ガトリング砲が持ち込まれ、「幕末三大兵器」と称されるほどの威力を見せました。

「毎分200発」という凄まじい連射速度に、すこし前まで「火縄銃」を使っていた日本人は驚いたことでしょう。

河井継之助・・・戊辰戦争において、新政府軍を最も苦しめた「長岡藩」の名将ですが、彼が新政府軍を相手に「ガトリング砲」を乱射した話は有名です。

幕末三大兵器・・・その威力は凄まじいものがありましたが、実は致命的な弱点がいくつもありました。


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致命的な弱点は【重さ】と【平野でしかつかえない】こと

ガトリング砲の弱点は「重さ」「平野部でしか使えない」「弾詰まり(ジャム)が起こりやすい」「パーツ破損が起こりやすい」などなど、様々な弱点を抱えていました。

ガトリング砲は重量があるので、一人一丁というわけにも行かず、ある地点に据え置いて連射しなくてはいけません。

「ランボー」などの戦争映画で「荷台に機銃が装着されている車」が登場しますが、あれは「圧倒的な連射はできるが、移動ができない」というガトリング砲や機銃の弱点を補っているのです。

また、ガトリング砲は「重くて移動が難しい」ことから、平野でしか威力を発揮しません。

市街地では、遮蔽物に身を隠した敵兵を倒せないのです。

特に、幕末頃の戦争では「密集」陣形から、「散開戦術」へと陣形が進化。

バラバラに突撃してくる敵兵に、射撃手が隠れる事もできず剥き出し状態のガトリング砲では対応しきれなかったのです。


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戊辰戦争(北越戦争)で河井継之助が使ったガトリングは欠陥品

日本において「ガトリング砲」といえば、戊辰戦争最大の激戦「北越戦争」において、長岡藩の名将「河井継之助」が使用した代物として有名です。

山県有朋黒田清隆たちが率いた新政府軍は、新潟港という「日米修好通商条約」で開港された「国際貿易港」より輸入された「最新兵器」に大苦戦。

犠牲者「1000名以上:400名」・・・・新政府軍と奥羽越列藩同盟の、犠牲者の比率です。

しかし、新政府軍の犠牲者が膨らんだ原因は、「最新式の突撃銃(エンフィールド銃・スナイドル銃・シャープス銃)」などの代物と、河井継之助の采配によるもので、ガトリング砲のおかげではないと考えられます。

西郷隆盛が最も尊敬した弟「西郷吉二郎」も、この「北越戦争」で戦死しました。

当時のガトリング砲は、自らの手でクランクを回して発射する代物でした。

この「回す」手が、自動式になるまで、ガトリング砲は致命的な欠陥を抱え続ける事となるのです。

それは「回す手が遅すぎると、弾詰まり」「早すぎると、パーツが破損」するという欠陥です。

実は北越戦争でも、ガトリング砲はそれほど活躍したわけではありません。

派手な連射のおかげで印象に残っていますが、当時の日本に「3つしかなかった」という事実からも分かる通り、それほどニーズがなかったのです。


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『ガトリング砲』について、レビュー(評論)!

ガトリング砲・・・・個人的に好きなゲーム「バイオハザード5」で登場する武器です。

ゲームの設定では「無限弾」といって、弾丸が無限に撃てる事になっていますが、「毎分数百発」という凄まじい連射能力からも分かる通り、「大量の弾丸」を必要とする代物なのです。

ゲーム「バイオハザード5」では、主人公が「ガトリング砲」を持つと、弾丸がつまった、大人一人くらい簡単に入ってしまいそうな「巨大な弾丸ケース」を背負って移動する様子が描かれています・・・。

しかし、現実的に考えてあんなもの背負って移動することはできません。

「重い」・・それが「ガトリング砲」最大の弱点と言えるのでしょう。


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まとめ

本日の記事をまとめますと

  1. ガトリング砲とは、回転式の速射砲
  2. 重すぎたため、実戦ではそれほど効果を発揮できなかった
  3. 戊辰戦争・北越戦争にて、長岡藩の河井継之助が使ったことで有名だが、それほどの効果はなかった

以上となります。

本日は「レキシル」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。

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