最期の将軍「徳川慶喜」について、「イケメン」で「ナルシスト」だった説について、わかりやすく解説いたします。
「イケメンだったため、ブサイクだった13代将軍・徳川家定に嫌われ、14代将軍になれなかった」
13代将軍・家定と、その妻「天璋院篤姫」は、慶喜を嫌っていた
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この記事を短く言うと
・徳川慶喜は、ナルシスト・・・と脳機能学者「中野信子」氏が証言していた
・かなりのイケメンだったため、ブサイクだった13代将軍「徳川家定」に嫌われたおかげで、14代将軍の地位を「徳川家茂」と争い、負けた
・慶喜は当時の平均身長から考えても、高身長というわけではなかった・・・・
徳川慶喜の写真!実はナルシストだった?
最期の将軍「徳川慶喜」
実はかなりのナルシストだった・・・という噂があります。
上の写真・・・かなりカメラを意識してポーズをとっているのがわかります。
こちらは、かっこよく写る気満々ですね。
自分自身を美しく、かっこよく撮影することに長けた人だったのでしょう。
以前、「英雄たちの選択」というテレビ番組で、脳機能学者「中野信子」さんが徳川慶喜のことを「ナルシスト」と断じていました。
「とても自己評価が高い人だった。
これまでのどの将軍よりも違い、自分は特別な存在であり自分には、なさなくてはならないものがある・・・と考えていたのだろう」
そんなナルシストな慶喜さん・・・・16歳の頃に、自分の人生を達観したかのような言葉を残しています。
「天下を取ることほど気骨が折れる(疲れる)ことはない」
12代将軍「徳川家慶」から、次の将軍にされそうになった時、慶喜はこう言って「将軍就任」を嫌がったのだそうです。
かなり自分を美化しているような・・・そんな人の言葉に聞こえちゃいます。
父・斉昭とは違い、かなりのイケメンだった?
徳川慶喜の父といえば水戸藩主だった「徳川斉昭」
徳川斉昭公・・・女好きで有名な方だったようですが、残念ながらイケメンとは言い難いと思います。
対して息子の「徳川慶喜」。名門公家の母親から引き継いだのか、イケメンとして結構有名だったようですね。
実は慶喜・・・イケメンだったことが災いして、「征夷大将軍」になり損ねたという事情があるのです。
13代将軍「徳川家定」・・・あの天璋院篤姫の夫として有名です。
その家定ですが、容姿にかなりのコンプレックスを持っていたことで有名です。
幼いころの病気(疱瘡)で、顔にあざができてしまったのだとか。
そのおかげで、家定は人前に出ることを極端に嫌うようになったと言われています。
そんな家定が、徳川慶喜を嫌っていることは有名な話でした。
理由は、慶喜がかなりかっこよかったから。その上、脳性麻痺とも噂されていた家定と違い、慶喜は優秀。
家定の後継者として有力視されていたのは、幼い紀州藩主「徳川家茂」と、イケメンで優秀な「徳川慶喜」
家定は慶喜が嫌いだったためか、次期将軍に「徳川家茂」を指名。
慶喜は将軍になり損ねたのです。
もちろん「慶喜がイケメンだったから」というだけの理由で、将軍後継候補から外されたわけではありませんが・・・。やはり家定と慶喜の容姿の差も、影響したと考えられます。
もしも慶喜がブサイクだったら・・・・14代将軍は「家茂」ではなく、「慶喜」だったかもしれません。
そしてトリッキーな政治巧者の慶喜が将軍なら、徳川幕府はまだもう少し続いていたかもしれません。
とはいえ・・・慶喜自身は将軍になりたくないと言っていたので、一概には言い切れませんけどね。
徳川慶喜が、家定とその妻「篤姫」から嫌われていたことは確かです。
身長は、結構高かった?
当時、男性の身長は平均「155」cm
正確にはわかっていないのですが、徳川慶喜の身長は、150cm前後だったと伝えられています。
当時としては小柄なほうだったのでしょう。
また、一説には「153~156cm」という説も・・・。とにかくそれほど大柄だったわけではなく、小柄だったことが伺えます。
慶喜を敵視していた「家定」が、149cmほどでした。
もしかしたら家定のほうが高身長だったかもしれません。
とはいえ、平均が155cmですからね。若干小柄というだけで、それほど際立って小さかったわけではないと思います。
「渋沢栄一」については、以下のリンク記事で、さらにくわしく解説しております。
まとめ
本日の記事をまとめますと
・徳川慶喜はナルシストだった
・慶喜はイケメンだったため、徳川家定に嫌われ、将軍になり損ねた
・慶喜は当時としては小柄な身長だった
以上となります。
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「徳川慶喜」について、よろしければ以下のリンク記事も、お役立てくださいませ。
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