【桓騎の生涯と最期】キングダムで噂の弱点とは?史実では李牧に大敗

漫画「キングダム」に登場する秦国の武将「桓騎(かんき)」。

漫画で噂の「桓騎の弱点」と、史実における名将「李牧」との戦いについて、わかりやすく解説させていただきます。

「桓騎の弱点は『過信』と『油断』」

名将「廉頗」との戦いは、桓騎敗北の伏線だった


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この記事を短く言うと

・桓騎(かんき)とは、秦国の将軍。趙国攻略に功績があった

・桓騎は秦国の将軍として天下統一に貢献していた。しかし、名将「李牧」に大敗北した

・李牧が語った「桓騎の弱点」・・・それはおそらく「油断」と「過信」


桓騎とは何者なのか?その功績を解説

のちの始皇帝「秦王・政」に仕えた将軍「桓騎」

その功績とはどんなものがあるのだろうか?

桓騎の功績

桓騎の功績を短く解説します。

・紀元前236年、王翦・楊端和とともに、趙国の拠点「鄴(ぎょう)」や「閼与」を陥落させる。

・趙の平陽を攻略し、敵将「扈輒(こちょう)」を撃破。趙軍10万人を斬首する。

・紀元前233年、趙国へ出撃し、「平陽」と「武城」を攻略。(直後の「宜安(ぎあん)」攻略戦で、李牧に大敗)

「桓騎」将軍の功績を一言でいえば「秦国による天下統一事業を将軍として助けた」ということになります。

もっと絞っていえば、桓騎の功績は「秦国による趙国攻略に貢献した」ということ。

簡単な年表

紀元前237年

秦国の将軍に任命される

 

紀元前236年

王翦楊端和と趙国の重要拠点「鄴」を陥落させる

 

紀元前234年

趙国・平陽を攻略し、敵10万を討伐

 

紀元前233年

趙国・平陽と武城を攻略。続けて「宜安(ぎあん)」を攻撃するが、趙国の大将軍「李牧」に敗れる。



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桓騎の生涯と最期

カンタンな年表は、前述いたしましたが、より詳しい年表をご用意いたしました。

よろしければ、お役立てくださいませ。

秦国の将軍に就任し、趙を攻略

紀元前237年

秦国の将軍に任命される

 

紀元前236年

王翦・楊端和とともに趙国「鄴」を攻略

 

紀元前234年

趙国・平陽を攻略し、敵軍10万を斬首

最期・・・李牧に大敗

紀元前233年

趙国・平陽と武城を攻撃。続けて「宜安」を攻撃するが、趙国大将軍「李牧」に敗れています。

歴史書「戦国策」では、李牧に討ち取られ戦死した、となっていますが、歴史書「史記」では、大敗して秦王・政の怒りを受けて、庶民の身分へ落とされてしまった・・・といわれています。

樊於期と同一人物?始皇帝暗殺に協力!

桓騎には、不思議な生存説が存在しています。李牧に大敗したのち、「樊於期」と改名して「燕国」へ逃亡したというのです。

「樊於期」とは、有名な「始皇帝暗殺」事件において、暗殺者「荊軻(けいか)」に協力した人物。

始皇帝の幼馴染「燕国」の太子「丹」は、秦国との戦争を恐れ、始皇帝暗殺を計画。仕事を依頼された「荊軻」は、難題に直面します。

それは、一般人の「荊軻」が、始皇帝に謁見することなど、身分の差がありすぎて無理であるということ。

そこで荊軻は、秦国でお尋ね者・賞金首となって趙国へ亡命していた元・秦国の将軍「樊於期」に接触。そして「ある作戦」を打ち明けます。

「あなたの首を始皇帝にもっていけば、始皇帝は喜んで私と会ってくれる。

そのチャンスを生かして、始皇帝を暗殺する」

これを聞いた「樊於期」は始皇帝に家族を殺害されていた恨みもあり、荊軻に協力するために自ら命を絶ちます。

荊軻の予測通り、樊於期の首を持参すると、始皇帝は喜び、荊軻は謁見に成功。

しかし暗殺には失敗し「荊軻」は死亡。直後に始皇帝の命令を受けた将軍「李信」により太子「丹」は戦死。燕国も滅亡します。

おそらく「樊於期」と「桓騎」が同一人物というのは、可能性が低いでしょう。この説を唱えたのは中国の歴史学者「楊寛」ですが、根拠は中国語における二人の名前の中国語による発語が似ているというだけのことですので・・根拠がうすすぎます。

実際のところ、桓騎が李牧に負けて生きていたか亡くなったかはわかりません。ただ、李牧に負けた瞬間から、忽然と姿を消したのだけは確かです。



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史実で李牧に大敗!李牧が語った「桓騎の弱点」とは何か?

漫画「キングダム」で趙将「紀彗(きすい)」と桓騎の戦いを観た「李牧」が「桓騎の弱点がわかった」と発言しています。

この時「桓騎」は、籠城する「紀彗」へ、民衆虐殺をほのめかして脅し、おびき出して勝利を掴んでいるのです。

さて・・・・桓騎の弱点とは、何なのでしょうか?

史実における「李牧VS桓騎」

史実を見てみましょう。桓騎はどのように李牧に大敗したのか・・・。

桓騎は「宜安」攻略において、李牧に大敗しています。

城に籠もって出てこない「李牧」をおびき出すため、桓騎は趙の国民と町を攻撃。李牧が民衆を助けるために城外へ出撃して来ることを期待したのです。

しかし李牧はその誘いには乗らず、手薄となっていた桓騎の本陣を急襲。

これに慌てた桓騎は、本陣救援のため、急いで戻ってきますが、そこを李牧に待ち伏せされて、大敗北。

桓騎の弱点・・・・それはおそらく

民衆を人質にすれば、敵将は必ず救出するために出撃してくる

と・・・信じきってまったく疑っていないこと。

つまり、「油断していること」ではないでしょうか。

趙の将軍「紀彗(きすい)」は、民衆を大切にする将軍だったため、桓騎の罠にハマり、民衆を守るために出撃してしまいました。

しかし李牧は、史実において「桓騎」の裏をかいたのです。

実は桓騎・・・漫画「キングダム」において、「李牧」と似たような戦術を使っています。

魏の客将「廉頗」との戦いにおいて、桓騎は「廉頗四天王」の一人「介子坊」に本陣を攻撃されています。

この時、桓騎は本陣を救出に向かうのではなく、敵将「玄峰」を急襲。見事に敵将の首をとっています。

つまり・・・桓騎が漫画「キングダム」で「玄峰」に対してキメた戦法を、今度は「李牧」にキメられてしまって大敗北したということです。

もしかしたら、桓騎が「玄峰」を討ったあのシーンは、後々の「李牧に大敗する」ことの伏線となっているのかもしれません。



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まとめ

本日の記事をまとめますと

・桓騎とは、始皇帝に仕えた秦国の将軍

・趙国攻略に功績があった

・桓騎の弱点とは、「民衆を人質に取ること」への油断ではないか

以上となります。

本日は「レキシル」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。

よろしければ、また当「レキシル」へお越しくださいませ。

ありがとうございました



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