この記事では「三好長慶」が持っていた「愛刀」について、わかりやすく、短く、カンタンに解説しております。
これを読めば「三好長慶の愛刀」を、カンタンに理解できます。
「三好長慶」は「水に降る雪」、「大般若長光」、「不動国行」などの名刀を持っていたのです。
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この記事を短く言うと
1,「三好長慶」の愛刀とは?
三好長慶の愛刀は「大般若長光」「不動国行」「水に降る雪(安宅貞宗)」など。
2,「三好一族」が所持していた宝刀とは?
三好一族は、「実休光忠」「薬研藤四郎」などの宝刀を所持していた
3,「織田信長」が最期に所持していた愛刀と、三好一族の関係とは?
織田信長は、三好一族が所持していた名刀「実休光忠」と「薬研藤四郎」をつかって、「本能寺の変」を戦った
「三好長慶」の愛刀一覧
織田信長の前に天下人だった武将「三好長慶」の愛刀を、以下に一覧でご紹介いたします。
「三好長慶」の愛刀は、以下の通りです。
- 「大般若長光(だいはんにゃながみつ)」
- 「岩切海部(いわきりかいべ)」
- 「不動国行(ふどうくにゆき)」
- 「安宅貞宗(あたきさだむね)」(通称・水に降る雪)
- 「三好江」
- 「正宗の短刀」
この中では、「不動国行」が最も有名な刀といえます。
「不動国行」は、室町幕府13代将軍「足利義輝」が持っていたものです。
【1565年】の「永禄の変」で、「足利義輝」が「三好三人衆」や「松永久通」に襲われたとき、剣豪将軍「足利義輝」は、この「不動国行」や「鬼丸国綱」など、数々の名刀をつかって敵を次々と斬り倒したといいます。(この逸話は後世の創作という説もある)
その後、「不動国行」は、「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」へと受け継がれます。
「豊臣秀吉」は、「織田信長」の葬儀の際に、この「不動国行」を手に持って、葬列を歩いたといわれています。
家康から始まった徳川将軍家は、「不動国行」を代々伝えていきました。
そして、現在「不動国行」は、行方不明となってしまっています。
「足利義輝」が「永禄の変」で使ったとされる名刀一覧は、以下のリンク記事で、くわしく解説しております。
「三好一族」の宝刀一覧
名門「三好家」には、「三好長慶」が所持していた名刀だけではなく、数々の宝刀が伝えられていました。
それを一覧でご紹介いたします。
- 「宗三左文字(そうさんさもんじ・別名「義元左文字」)」
- 「薬研藤四郎(やげんとうしろう)」
- 「実休光忠(じっきゅうみつただ)」
この「宗三左文字」は、別名「義元左文字」または「三好左文字」と呼ばれる名刀です。
「宗三左文字」は、別名「天下取りの太刀」と呼ばれ、「三好政長(三好宗三)」から「武田信玄の父・信虎」へと渡り、次に「今川義元」へと渡ります。
「今川義元」が「桶狭間の戦い」で「織田信長」に敗れると、刀は「織田信長」に奪われ、信長の愛刀となります。
「本能寺の変」で信長が亡くなると、その後は「豊臣秀吉」へ渡ります。
次にこの刀を手にした「徳川家康」は、代々将軍家へ、この名刀を伝えていくのです。
二代将軍「徳川秀忠」は「宗三左文字」を、「不動国行」や「江雪正宗」とともに、三代将軍「徳川家光」へと形見分けしています。
【2000年】の大河ドラマ「葵~徳川三代~」の「第48話・さらば秀忠」で、この「3つの名刀」を「家光」へゆずるシーンが描かれていました。
「宗三左文字(義元左文字)」について、以下のリンク記事で、さらにくわしく解説しております。
「織田信長・最期の愛刀」と、三好一族の関係とは?
織田信長は、この「三好一族」にゆかりの宝刀を気に入っており、「本能寺の変」で亡くなったそのときにも愛用していました。
「織田信長」は、「実休光忠」と「薬研藤四郎」を本能寺へと持ち込んでいたようです。
「実休光忠」は、「三好長慶」の弟「三好実休」の愛刀だったものです。
どうやら信長は、「光忠」という刀工がつくった刀を、かなり気に入っていたみたいです。
光忠の刀だけで、なんと「31本」も持っていたのだとか。
「実休光忠」は、信長が「本能寺」で激戦を戦いぬいたためか、18ヶ所も刃こぼれしている状態で発見されました。
その後、「実休光忠」は「豊臣秀吉」から「徳川家康」へと渡っています。
「実休光忠」や「薬研藤四郎」について、以下のリンク記事で、さらにくわしく解説しております。
「三好長慶」の愛刀は、現在どこにあるのか?
三好長慶の愛刀「大般若長光」は、現在「東京国立博物館」にあります。
もう一つ、「岩切海部」は「福岡市博物館」にあります。
それ以外の刀については、消息不明はわかりmせんでした。
「宗三左文字」こと「義元左文字」は、京都の「建勲神社」に奉納されており、現在は「京都国立博物館」が保管しています。
「義元左文字」については、以下のリンク記事で、さらにくわしく解説しております。
まとめ
本日の記事をまとめますと
以上となります。
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ありがとうございました。
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