「本能寺の変」とは、戦国武将「織田信長」が殺害された事件
そもそもこの事件は、何が問題なのか?
今で言うところの「首相暗殺」「大統領暗殺」みたいなものだった!
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この記事を短く言うと
・「本能寺の変」とは当時、日本最強の権力者だった「織田信長」が部下の「明智光秀」に殺害された事件
・信長は、当時の日本で最強の実力者であり、「神」にも例えられた人物だった
・そんな「死ぬはずがない人物」が突然亡くなったから、「本能寺の変」は大事件と言われている
「本能寺の変」とは何か?カンタンに短く解説
教科書にも出てくる「本能寺の変」。
この本能寺の変とは、どういう事件だったのか?
16世紀の日本は「戦国時代」でした。
戦国時代とは、今でいう都道府県を支配していた「戦国大名」と呼ばれる豪族・武将達が、戦争を繰り返していた時代のことです。
現在の愛知県西部「尾張国」に産まれた武将・織田信長。
圧倒的な武力・軍事力を持って、天下統一を目前にした最強の武将が「信長」なのです。
しかし【1582年6月2日】、京都・本能寺に宿泊中、部下の「明智光秀」に襲撃されて死亡。
戦国武将「織田信長」は49歳で亡くなったのでした。
当時の日本で最大の軍事力を持っていた武将・織田信長・・・・その信長が突然なくなった事件・・・それが「本能寺の変」なのです。
「織田信長の最後」について、以下のリンク記事で、詳しく解説させていただいております。
「織田信長」とは、どのような立場の人間だったのか?
そもそも信長は、どんな立場の人物だったのか?
当時、信長の軍事力は圧倒的で、1582年時点で、その勢力は日本の半分近くを制圧していました。
信長の本拠地である現在の「滋賀県」を中心に、西は中国地方「岡山県」から、東は関東の「群馬県」までが、信長の支配地域。
信長にとって最大の敵であった「中国地方の支配者」である「毛利」氏は、既に降伏寸前の状態。
毛利氏が降伏すれば、もはや信長に対抗できる勢力は、日本には存在しなくなるところだったのです。
100年以上続いた戦争の時代「戦国時代」
その戦国時代を、終わらせることができる唯一の人間が「織田信長」。
つまり当時日本で、最も力を持った人物が信長だったということです。
現在で言うなら「総理大臣」以上の権力を持ち、軍隊を好きなように動かすことができて、しかも大金持ち。
- 独裁者
- 権力者
- 大金持ち
- 大軍団の司令官
信長は、絶大な権力者・・・「神」にも例えられるほどの「権力者」だったのです。
「織田信長の生涯」について、以下のリンク記事で、詳しく解説させていただいております。
なぜ「本能寺の変」は大事件だったのか?
なぜ「本能寺の変」は大事件として、教科書に載っているのでしょうか?
当時、信長はまるで「神」のような絶大な権力者でした。
死ぬはずがない存在だったのです。
そんな「神のような存在」が、突然亡くなった・・・。
病死だったらわかるのですが、信長を殺害したのは「明智光秀」
明智光秀は、信長が最も信頼した家来だったのです。
「信長が天下統一を果たす
そして100年続いた苦しい戦争の時代が、ようやく終わる」
そう信じていた日本中の人間は、突然の「信長の死」を聞いて驚きました。
また戦争の時代が続く・・・・そう感じたことでしょう。
暗黒時代に逆戻りだと・・・。
だから大事件なのです。
死ぬはずがない人物が、突然亡くなったのですから。
今で言うならば、「首相暗殺」「大統領暗殺」・・・もしかしたら、それ以上の大事件だったことでしょう。
アメリカの「ケネディ大統領」暗殺・・・それ以上に大きな問題です。
大統領を代わりに務められる人物はたくさんいますが、当時の日本で「信長の代わり」が務められる人はいませんでした。
しかし、信長の後継者として「羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)」が出現。
羽柴秀吉は、明智光秀をやっつけて、信長の後継者になりました。
本能寺の変が起こった8年後「1590年」、「小田原城」を制圧した豊臣秀吉は、天下統一を果たしたのでした。
信長には及びませんでしたが、秀吉も優れた君主だったため、長く続いた「戦国時代」は、天下統一されたです。
「本能寺の変の真実」については、以下のリンク記事で、詳しく解説させていただいております。
まとめ
本日の記事をまとめますと
・本能寺の変とは、当時日本最強の武将「織田信長」が殺害された事件
・信長は、天下統一を目前にした、最強の「独裁者」であり、「神」にも例えられた人物だった
・そんな「神」とも思われていた信長が、死ぬはずがない信長が亡くなったため、本能寺の変は大事件と叫ばれた
以上となります。
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