MENU

織田信長の俳優一覧!演じた役者の中で一番カッコよかった信長役とは?

この記事では織田信長おだのぶなが役を演じた俳優について、一覧で、わかりやすく、短く、カンタンに解説しております。

 

これを読めば織田信長を演じた俳優たち、カンタンに理解できます。

 

2020年の大河ドラマ【麒麟きりんがくる】、2023年【どうする家康】のほか、数多くの俳優さんが織田信長を演じています。


スポンサーリンク


歴史専門サイト「レキシル」にようこそ。

どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。

この記事を短く言うと

1,大河ドラマで織田信長を演じた俳優には、どんな人達がいるのか?

 

染谷将太、市川海老蔵、吉田鋼太郎、豊川悦司、吉川晃司、舘ひろし、反町隆史、渡哲也など

 

2,それぞれの織田信長役の、特徴とは?

 

染谷将太さんは、愛情に飢えながらも敵将の首を平然と引き出物として持ってくるサイコパス信長。舘ひろしさんは、刀で刺されても自分は死なないと豪語する狂った信長。豊川悦司さんは、姪のごう姫をかわいがる静かな信長など、それぞれに違った個性と特徴がある。

 

3,大河ドラマ以外で織田信長を演じた俳優さんとは?

 

小栗旬、天海祐希、上川隆也、伊藤英明、玉木宏、松岡昌宏、東山紀之など。

目次

大河ドラマで織田信長役を演じた俳優一覧

【1963年】から【2023年】までの大河ドラマの中で、織田信長は25作品に登場しています。

《織田信長》
「引用元ウィキペディアより」

この25という数字は、大河ドラマのなかでも特に多く、豊臣秀吉と並ぶ多さなのだとか。

 

ただし、中には名前だけ登場する、またはシルエットのみで、顔が見えないなどの作品もあります。

 

信長役を演じた俳優さんが、ハッキリと判明しているものは、筆者が調べた限りでは18作品あります。


スポンサーリンク

織田信長を演じた俳優さんを、作品名とともに、一覧でご紹介致します。

 

  • 岡田准一
    2023年・どうする家康
  • 染谷将太
    2020年・麒麟がくる
  • 市川海老蔵
    2017年・おんな城主 直虎
  • 吉田鋼太郎
    2016年・真田丸
  • 豊川悦司
    2011年・江~姫たちの戦国~
  • 吉川晃司
    2009年・天地人
  • 舘ひろし
    2006年・功名が辻
  • 反町隆史
    2002年・利家とまつ
  • 渡哲也
    1996年・秀吉
  • 緒形直人
    1992年・信長~KING OF ZIPANGU~
  • 藤岡弘、
    1989年・春日局
  • 石橋凌
    1988年・武田信玄
  • 役所広司
    1983年・徳川家康
  • 藤岡弘、
    1981年・おんな太閤記
  • 高橋幸治
    1978年・黄金の日日
  • 高橋英樹
    1973年・国盗り物語
  • 杉良太郎
    1969年・天と地と
  • 高橋幸治
    1965年・太閤記

 

藤岡弘、さんと高橋幸治さんは、それぞれ2度ずつ織田信長を演じておられます。

 

→→→→→【織田信長の年表】についてくわしくはこちら

 


スポンサーリンク

大河で織田信長を演じた役者の特徴カンタンまとめ

数々の名俳優さんが演じてきた織田信長

 

1983年の【徳川家康】以降に、それぞれの役者さんが演じた織田信長の特徴、または筆者の感想を、簡単に解説致します。

【岡田准一】2023年・どうする家康

家康から狼と呼ばれるほどの乱暴さと、戦神とも呼ばれるほどの思慮深さを思わせるのが、岡田准一さん演じる織田信長です。

徳川家康に対して、厳しく残酷な命令や要求を下し追いつめるものの、幼い家康の命を救い、厳しくも優しく鍛えあげた一面も持ち合わせていました。

妹のお市の方から、【兄上が信じられるお方は、家康しかいない】と指摘されるが、家康に次々と難題を突きつけ続ける、鬼のような上司です。

 【染谷将太】2020年・麒麟がくる

子供のように無邪気な一面と、平然と敵将・松平広忠まつだいらひろただ(家康の父)の首を婚儀の引き出物として持ってくる狂気をあわせ持つ織田信長を演じておられます。

 

母親から

お前は私の大事なものを次々と壊していく!

と責められて、息子である自分は、母の大切なもののうちに入っていないことを思い知らされて、妻・帰蝶きちょうへ傾倒していく信長。

 

愛情に飢えているなかで、自分を唯一受け入れてくれる妻・帰蝶。

 

帰蝶の意中の人・明智光秀と織田信長の関係は、果たしてどうなるのか・・・。


スポンサーリンク

【市川海老蔵】2017年・おんな城主直虎

同盟者・徳川家康を、巧みな交渉術で手玉に取り、恐ろしさを醸し出していました。

 

凛々しくも無表情で、その物静かさが、かえって恐ろしさを強調している、氷のような織田信長でした。

【吉田鋼太郎】2016年・真田丸

一瞬しか登場しなかったものの、ブーツを履いたド迫力の織田信長を、ベテラン俳優・吉田鋼太郎よしだこうたろうさんが演じていました。

 

諏訪すわ打擲ちょうちゃくと呼ばれた明智光秀への暴力シーンが描かれていましたが、吉田鋼太郎さんの、舞台仕込みのよく通る声が印象的です。

 【豊川悦司】2011年・ごう〜姫たちの戦国〜

ふすまの向こうで盗み聞きをする人の気配に対し、平然と槍でふすまを貫く過激さを見せながら、盗み聞きの相手がめいの江姫だとわかると、静かに彼女を受け入れる寛容さも併せ持つ信長。

 

物静かで、姪の江を可愛がりながらも、明智光秀にたいしては、すこしやり過ぎな接し方をする・・・。もっとも静かな信長だったかもしれません。

【吉川晃司】2009年・天地人

宿敵・上杉謙信に対して礼を尽くしているかに見えるものの、その実は挑戦的というか挑発的というような、そんな感情をもみせる織田信長。

 

きれい事では世は治らないと、死後の世界で上杉謙信に対して言い放つ現実主義者。理想主義者の上杉謙信とは対局にあった人物


スポンサーリンク

【舘ひろし】2006年・功名が辻

大河ドラマの織田信長史上もっとも狂った織田信長であると思います。

 

妻・帰蝶に刀を持たせて

「この刀で刺してみよ。わしは死なぬ」

と言い放つ、完全にイカれた織田信長でした・・・。

 

りんとした信長を演じた渡哲也さんの信長とは違い、いつもしゃにかまえた座り方をする、どちらかといえばヤンキーな信長だった気がします。

【反町隆史】2002年・利家とまつ

主人公・前田利家を誰よりも信頼し、表向きは厳しく接しながらも、裏ではしっかり応援している織田信長。

 

俳優の反町隆史さんが、重々しい感じの織田信長を演じようとしすぎていて、声色が若干不自然になっていた感がありました。

 

ただ、本能寺の変の最期のシーンで、髪を振り乱した姿で、笑いながら

 

「さらばじゃ!」

 

と言い放ち、炎の中に消えていくその様子は、1996年の大河ドラマ【秀吉】の信長役・渡哲也さんと並ぶかっこよさであった、と思います。


スポンサーリンク

【渡哲也】1996年・秀吉

平均視聴率30%を記録した大河ドラマ【秀吉】のなかで、もうひとりの主人公と言って良い存在だった織田信長です。

 

優しくもありながら、激怒したときの迫力はすさまじく、明智光秀の母を見殺しにした際の恐ろしい様子は、言葉にできないものがありました。

 

本能寺の変で

 

「神が死ぬか・・」

 

とつぶやきながら、燃え上がる本能寺のなかで、血しぶきをまき散らしながら自らの首を刀で斬る最期は、迫力がありながらも美しいと感じます。

 

個人的には大河ドラマ【秀吉】は、渡哲也さんと、千利休せんりきゅうを演じた仲代達矢なかだいたつやさんが、ずば抜けた存在であったと思っています。


スポンサーリンク

【緒形直人】1992・信長〜KING OF ZIPANGU〜

若々しく、自らの子供には優しく、そして部下や親戚しんせきには厳しく接する信長。

 

迫力には乏しいものの、何気ない優しさや弱さを表現していた気がします。

 

史実では、ヒゲがうすいとか、鼻筋が通っているとか、美形といわれたという織田信長ですが、その史実にもっとも近いのが緒形直人さんの織田信長なのかもしれません。

【藤岡弘、】1989年・春日局、1981年・おんな太閤記

春日局では、登場シーンが少なかったものの、おんな太閤記では、秀吉の妻・ねねをはげまし、お茶目な一面をもつ信長を演じていた藤岡弘、さん。

 

厳しさもありながら、心優しい一面も持つ信長であったと感じます。

【石橋凌】1988年・武田信玄

名将・武田信玄を極端に恐れながらも、その信玄と互角の駆け引きをしてみせた石橋凌さん演じる織田信長。

 

圧倒的な自信を持ち、妻の帰蝶に対して【天下を取ってみせる】と豪語しながらも、信玄が西上作戦せいじょうさくせんを開始すると、落ち着かない様子でうろたえる、恐ろしさともろさをあわせ持った「織田信長」。

 

個人的には、ミュージシャンの石橋さんが演じたこの織田信長の声が、とても印象的で心地いい感じがしています。


スポンサーリンク

【役所広司】1983年・徳川家康

大声で周囲の者に指図をする、やかましい織田信長であった気がします。

 

妻・濃姫(帰蝶)の気持ちを無視して【側室を持つ】と言ってみたり、娘・徳姫の夫である松平信康を策略で死においやってみたり、人の気持ちや心が理解できていない様子の役所さん演じる織田信長。

 

最期は明智光秀を意味もなく叱責し、直後に出雲いずも石見いわみという2カ国の領地を加増。

 

「領地を加増してやったのだから、叱責したり恥をかかせたりしたことなど、光秀はわすれている」

 

と、たかをくくっておきながら、出雲・石見を与えられたかわりに、近江・坂本の領地は没収されると勘違いした光秀に襲われて、本能寺の変で戦死。

 

最期まで人の気持ちを理解できていない織田信長だったように感じます。

 

→→→→→【本能寺の変を完全解説】についてくわしくはこちら

 

 


スポンサーリンク

筆者が勝手に選んだ【もっとも素晴らしかった織田信長役】は、渡哲也さん

個人的な意見で恐れ入りますが、織田信長を演じた俳優さんの中では、1996年【秀吉】で渡哲也さんが演じた織田信長が、もっとも素晴らしかったと感じています。

 

織田信長の恐ろしさと優しさ、頂点に立つものの孤独や弱さを、見事に演じきっていた気がします。

 

特に、織田信長の不器用さが際立っていたように感じるのです。

 

自分を親のようにしたってなついてくる秀吉を見守りながらも、叱る時は徹底的に叱る、恐ろしい織田信長。

 

ただ、不器用ぶきようたち

言いたいことは素直に正直に言え!

と、秀吉や明智光秀に要求していました。

 

秀吉は、そんな主君・織田信長の不器用さを理解していたらしく、信長を恐れながらも、言いたいことはハッキリと言っていました。

 

秀吉の信長に対する発言は、そばで聞いているとヒヤヒヤするものばかりです。

「(南蛮人の衣装を着た信長に対して)あまり似合いませんな。御館様おやかたさま(信長様)は南蛮人に比べて髪は黒いし、鼻も低いから」

 

「いつも恐ろしい御館様の夢をみます!」

 

「鬼じゃ!!織田信長は鬼じゃ!」

 

などなど。


スポンサーリンク

逆に明智光秀は、織田信長を恐れ、正直な気持ちを言い出すことが出来ず、ただただ部下として上司をたてようとしま

 

それが返って信長を怒らせ、本能寺の変を招いてしまう結果となります。

 

織田信長が、明智光秀の母親である【よし】という名前の女性を見殺しにした際、光秀は信長を責めたりすることはなく

 

「あの女は母親ではなく、(血のつながりのない)乳母めのと(育ての親)なので、気にしないでくれ」

 

と、怒りや怨念を押し殺しながらも言い放つのです。

 

しかし「不器用」な織田信長には、そんな光秀の気持ちは通じません。

 

かえって信長を激怒させ、信長は光秀を殴りながら、こう言い放ちます。

 

「なぜ素直に怒らない!!!

 

なぜ食ってかかってこない!!」

 

結局、この光秀の母を見殺しにしたことが、本能寺の変をまねくこととなります。

 

実際に史実での織田信長は、けっこう不器用な人物であると思います。

 

信長の恐ろしさ、優しさ、弱さ、そして不器用さ。

 

これらを表現してみせた渡哲也さんの織田信長が、個人的には史実の織田信長のイメージに一番ピッタリ当てはまりました。

 

→→→→→【信長・秀吉・家康の年表】についてくわしくはこちら

 


スポンサーリンク

大河ドラマ以外で、織田信長を演じた俳優さん一覧

大河ドラマ以外でも、織田信長を演じた俳優さんは、たくさんいらっしゃいます。

 

一部ではありますが、織田信長を演じた俳優さんの名前を、一覧でご紹介致します。

 

  • 小栗旬【信長協奏曲】
  • 天海祐希【女信長】
  • 木村拓哉【織田信長~天下を取ったバカ~】
  • 渡辺謙【ドラマ・織田信長】
  • 伊藤英明【国盗り物語】
  • 松岡昌宏【信長の棺】
  • 東山紀之【信長燃ゆ】
  • 上川隆也【明智光秀~神に愛されなかった男~】
  • 玉木宏【敵は本能寺にあり】
  • 藤木直人【太閤記〜サルと呼ばれた男】
  • 椎名桔平【火天の城】
  • 中村錦之助【紅顔の若武者〜織田信長】

 

→→→→→【明智光秀を完全解説】についてくわしくはこちら

 


スポンサーリンク

まとめ

本日の記事をまとめますと

1,大河ドラマで織田信長を演じた俳優には、どんな人達がいるのか?

 

岡田准一、染谷将太、市川海老蔵、吉田鋼太郎、豊川悦司、吉川晃司、舘ひろし、反町隆史、渡哲也など

 

2,それぞれの織田信長役の、特徴とは?

 

染谷将太さんは、愛情に飢えながらも敵将の首を平然と引き出物として持ってくるサイコパス信長。

 

舘ひろしさんは、刀で刺されても自分は死なないと豪語する狂った信長。豊川悦司さんは、姪の江姫を可愛がる静かな信長など、それぞれに違った個性と特徴がある。

 

3,大河ドラマ以外で織田信長を演じた俳優さんとは?

 

小栗旬、天海祐希、上川隆也、伊藤英明、玉木宏、松岡昌宏、東山紀之など。

以上となります。

本日は「レキシル」へお越し下さいまして、誠にありがとうございました。

よろしければ、またぜひ当サイトへお越しくださいませ。

ありがとうございました。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次