西郷隆盛が坂本龍馬暗殺の黒幕?『西郷黒幕説』が広まった2つの理由

勝海舟や新撰組など、坂本龍馬暗殺の犯人の説はいくつかありますが、その中のひとつに「西郷隆盛」が黒幕ではないかというものがあります。

薩長同盟など薩摩藩にとって有益な働きをした彼を、なぜ西郷が殺すことになったのでしょうか。

西郷隆盛を黒幕とする説が広まった背景について触れていこうと思います。


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この記事を短く言うと

坂本龍馬は、大政奉還を実現したため、薩長から憎まれていた

・坂本龍馬暗殺の実行犯とされる人物を、西郷隆盛が助命している

・現在では、京都市中見廻組による犯行説が有力で、会津藩主・松平容保黒幕説も・・・


坂本龍馬暗殺・西郷黒幕説が広まった理由【その1】

坂本龍馬は、大政奉還のもととなる船中八策に新政府のリーダーを「徳川慶喜」と記すなど、天皇親政が実現するならば、これまで政権を担ってきた「徳川家」に議長ポストという恩典を与えてもよいと考えていました。

また、慶喜の他に「松平春嶽」を新総裁に据える考えもあったようです。

ところが、あくまで武力討幕を貫こうとする薩摩・長州の両藩は、その考えに猛反対でした。

薩長同盟で活躍した坂本も、薩長にとって今や邪魔な存在と化し、あろうことか密かに暗殺が企てられるまでになってしまったのです。

薩摩藩は武力討幕を決めていましたが、坂本が推進する平和革命の大政奉還のせいで、討幕計画挫折の可能性が高まっていました。

また、坂本龍馬が薩長間を往来する間に、薩長両藩の内情を知り過ぎたという一面も・・・。

そして、暗殺事件直後、西郷隆盛が同志宛てに「今回のこと土佐にとっては不幸中の大幸なり」と書き送り、暗殺を肯定的に評価していることから、西郷が暗殺に関与していると考えられるでしょう。


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西郷黒幕説が広まった理由【その2】

西郷が黒幕だとされた理由が、さらにもうひとつあります。
1869年(明治2年)、戊辰戦争の局面のひとつである箱館戦争の降伏人として、反乱罪で取り調べを受けた「今井信郎」という人物がいました。

この男は京都見廻組に参加しており、坂本の暗殺に関わっていたため検挙されましたが、西郷の助命措置により一命を取り留めています。

先述の同志に宛てた手紙同様、西郷が暗殺を肯定的に捉えていることが伺えるでしょう。

どちらの理由も、西郷が事件を客観的に語っているように見えますが、自身の手を汚さず、裏で操っていたと指摘されています。


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龍馬暗殺の真犯人は?最新の定説をご紹介

今回は西郷隆盛が坂本龍馬暗殺の黒幕としてお話ししてきましたが、それ以上に可能性の高い最新の説をご紹介します。

最も有力な説は、実行犯が京都見廻組「佐々木只三郎」で、黒幕が主君の京都守護職・松平容保というものです。

薩長同盟を実現させた坂本龍馬は、幕府から反幕府勢力を結びつける要注意人物だと認識され、幕府の伏見奉行所の襲撃を受けています。

薩長同盟や大政奉還を実現させ、討幕を進めようとした坂本龍馬は、会津藩士などから恨みを買っていたことでしょう。

同じ京都見廻組の今井の証言で、実行犯が京都見廻組であることを裏付けるポイントになりましたが、松平容保の命令による物証が残されているのだとか・・・。

「佐々木の兄で会津藩公用人であった手代木直右衛門(てしろぎ すぐえもん)が、松平容保の命で佐々木に実行させた」

と、記された書も残されています。

手代木直右衛門とは、手代木勝任(てしろぎかつとう)という容保の補佐をしていた人物です。


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まとめ

本日の記事をまとめますと

・坂本龍馬は大政奉還のせいで、薩長から煙たがられていた。

・︎坂本龍馬暗殺の実行犯を西郷が助命していた。

・︎坂本龍馬暗殺の黒幕は松平容保だった説が有力。

坂本龍馬が多方面から恨みを買っていたのは事実だと思いますが、やはり薩長の両藩以上に幕府側の人間からの批判が大きかったのではないでしょうか。

様々な説が飛び交っていますが、今一番信頼できるのは会津藩主・松平容保が黒幕だという説のようです。

以上となります。

本日は「レキシル」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。

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ありがとうございました

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