大久保利通の父親・大久保利世!6年も流罪になった理由と生涯を解説

明治初期の大政治家「大久保利通」の父「大久保利世」の「生涯」と「最期」を、わかりやすく解説いたします。

大久保利通を育て上げた「大久保利世」、かなり温和で、とてもユニークな人だったようです。

流罪となった先で、隠し子を残していたらしいが・・・。


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この記事を短く言うと

・大久保利世とは、薩摩藩士で「維新三傑」の一人「大久保利通」の父

・大久保利世は、「お由羅騒動」で鬼界島に流罪となった

・とても温和で、ヤンチャな性格だった・・・・


大久保利通の父親「大久保利世」とは、どんな人?

維新三傑の一人・・・大久保利通・・・。

「引用元ウィキペディアより」

その大久保利通の父「大久保利世」

大久保利世とは、一体どういう人だったのでしょうか?


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大久保利世は鹿児島城下・高麗町で生まれ、兄の養子となって「大久保家」の家督を相続。

その後、薩摩藩士として「沖永良部・代官付」を務めます。

彼はその後、琉球などにも赴任して仕事をしているようですが、大久保家はなかなか生活が苦しかったようです。

当時の薩摩藩は、70万石の大藩として知られていましたが、それは薩摩が面目を保つために、通常よりかなり多目に領地を申告したため・・。実際の薩摩藩は30万石ほどの生産力しかなかったのではないか?と考えられていました。

しかも、薩摩は武士の割合がとても多い国・・・・必然的に武士は貧しい生活を余儀なくされたのです。

貧困は、西郷隆盛の家や、大久保家にも降りかかりました・・・そんな中でも大久保家はとくに貧しかったようです。

ただでさえ貧しい大久保家・・・「お由羅騒動」の影響で、父「大久保利世」は流罪・・・・息子の町内で最も賢かった「大久保利通」も失職してしまいます。

貧困の上に更に失業してしまった大久保家は、西郷隆盛の力添えもあって、なんとか苦しい時期を乗り越えました。

その後、「大久保利世」は流罪先の「鬼界島」から帰国・・・しかし・・・その8年後・・・70歳で亡くなったのでした。

ちなみに、大久保利世が亡くなったその年、息子の大久保利通は、藩主・島津忠義の父「島津久光」の側近に出世しています。


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6年も流罪になった原因「お由羅騒動」について解説

大久保利世・・・平穏な人生をおくっていたはずの彼は、人生において一度「6年」もの間、「流罪」に処せられていた時期がありました。

流罪の原因は「お由羅騒動(おゆらそうどう)」

大久保利世は一体何をやらかしたのでしょうか?

結論から言ってしまうと、大久保利世は何もしていません。当然ですが息子の「大久保利通」もまた、何もしていません。

ではどうして流罪になったのか?そもそも「お由羅騒動」とは何なのか?

「お由羅騒動」は、一言で言ってしまえば薩摩藩主の「後継者争い」

薩摩藩主「島津斉興」の跡目を巡って、「島津斉彬」と「島津久光」の兄弟それぞれを支持する派閥同士が争った事件。お由羅とは、弟「久光」の母で、斉興の側室。

お由羅騒動・・・・それは島津斉彬を支持する一派が次々と粛清されていった「弾圧事件」

この弾圧事件で、西郷隆盛の師「赤山靱負(あかやまゆきえ)」など、数十名が切腹や流罪となってしまいます。


お由羅騒動」について、詳しくは以下のリンク記事をお役立てくださいませ。

「お由羅騒動とはどういう事件?小学生レベルでわかりやすく簡単解説!」の記事はコチラ

そのお由羅騒動で、大久保利世は、島津斉彬を支持していたというだけの理由で「鬼界島(喜界島)」へ流罪になってしまうのです。

彼は「6年」の間、鬼界島で過ごし、後に帰国。

ちなみに「お由羅騒動」は、結局「島津斉彬」が薩摩藩主に就任することで決着。西郷隆盛や大久保利世・利通が支持していた「斉彬一派」の勝利で終わりました。


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「維新三傑」のひとり「大久保利通」を育てた「大久保利世」の人柄

大久保利通を育て上げた「大久保利世」とは、一体どういう人だったのでしょうか?

大久保利世・・・大久保・西郷が育った「下鍛冶屋町」で、最も優秀だったという「大久保利通」を育て上げた人物。更には西郷隆盛も、大久保利世から勉強を教えられていたと言われています。

どうやら大久保利世さん・・・かなり温和な人だったようですね。

上記の「お由羅騒動」で、流罪となった際、大久保利世は役人に捕まり、護送されていたわけですが、その時彼は冗談で

「みなさん、私はスキをみて逃亡しないとも限りませんよ。

決して油断してはいけません」

と言ってみたり・・・。

子育ての方法は、簡単に言うと「放任主義」・・・悪く言えば「放し飼い状態」だったのだとか。

彼は子供をきつく説教するようなことは、決してしなかったと言われています。

しかし、卑怯なことをする子供に対しては、決して容赦しなかったのだとか。薩摩武士は、当時から「賢いことよりも勇敢なこと」を重視する価値観を持っていた人達ですから、それに合った教育方法を重視したのでしょう。

冗談が好きで、賢く、しかも温和・・・。冗談が過ぎて、奥様以外に子供までいたようです。


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大久保利世は、生涯に2度・数年間「沖永良部島」で仕事をしています。

その時、既に大久保利通という息子がいたし、妻もいたわけですが・・・なんと沖永良部島で「筆」という名前の奥様を得てしまいます・・・。

彼女との間には「タケ」と「マツ」という名前の2人の娘まで・・・つまり大久保利通の異母妹です。

当時の薩摩藩では、「離島で結婚した『島妻』を、薩摩本国へ連れ戻ることはできない」という法律があったため、「筆」「タケ」「マツ」の3人は、沖永良部島に残されました。

結構ヤンチャをやらかす性格でもあったんですね・・・。

ちなみに、「島妻は本国に連れていけない」という法律のおかげで、西郷隆盛は二人目の妻「愛加那」と、その子「菊次郎」を残して、本国へ帰還しています。

西郷隆盛・・・大久保利世と同じことしていたんですね・・・。


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まとめ

本日の記事をまとめますと

・大久保利世は、薩摩藩士にして、大久保利通の父。

・お由羅騒動とは、「島津斉彬」「島津久光」それぞれを支持する派閥による「跡目争い」

・大久保利世は、とても温和で、それでいてヤンチャな性格だったらしい

以上となります。

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